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猫も、空も、わたしも。
今日も「大丈夫。」を、ひとつずつ。
朝起きて、
まず最初にすること。
それは、
特別な朝活でも、
きれいなルーティンでもありません。
まずは、
「今日も大丈夫かな。」
を確かめることです。
トイレで、
自分の体に
「おはよう。」
と言うように、
おしっこの様子を確認します。
ちゃんと出るかな。
今日の体は、
どんなことを教えてくれるかな。
体は、
毎日ちゃんと、
小さな声で話しかけてくれています。
その声を、
少しだけ聞いてあげる時間です。
次は、
猫に「おはよう。」
今日も元気かな。
今日もうんち、大丈夫かな(笑)
猫は今日も、
いつも通り。
その「いつも通り」が、
なんだかうれしくなります。
そして、
昼夜逆転ぎみの息子に、
「おはよう。」
朝なのか、
夜なのか、
もうよく分からない時間でも(笑)
顔を見て、
声をかけられる。
それだけで、
今日の「大丈夫。」が、
ひとつ増えます。
それから、
ベランダの窓を開けます。
外の空気を吸って、
空を見上げます。
夫が育てている、
小さな植物を見て。
娘が大切にしている、
ダンゴムシのかごを見て。
今日も、
みんな元気かな。
そんなふうに、
ひとつずつ見ていきます。
そのとき、
ふと気づきました。
思えば、
わたしの朝は、
「命の点呼」
なのかもしれません。
今日も、
猫がいる。
植物がいる。
空がある。
家族がいる。
そして、
わたしもいる。
それを、
ひとつずつ確かめるたび、
胸の奥に、
小さな安心が灯っていきます。
「今日も大丈夫。」
そう言い聞かせているつもりだったけれど、
本当は、
朝の小さな命たちから、
わたしのほうが、
「大丈夫。」
を受けとっていたのかもしれません。
そのあと、
顔を洗います。
温かい水と、
冷たい水で、
眠っていたわたしを、
少しずつ起こしていきます。
舌を磨いて、
オイルプルをしたまま、
レモンを絞り、
りんご酢のドリンクを作る。
白湯を沸かす。
時間がある日は、
野菜ジュースを作ったり、
娘のオレンジジュース用に、
オレンジを絞ったり。
こうして並べると、
いろいろやっているように見えるけれど、
「健康のためにがんばっている」
という感じではありません。
ただ、
好きだから。
猫が好き。
空が好き。
家族が好き。
植物が好き。
白湯の湯気が好き。
好きなものを、
朝に少しずつ集めているだけ。
でも、
そうやって、
「大丈夫。」
を集めていたら、
気がつくと、
今日を生きる力も、
少しずつ集まっていました。
わたしは、
毎日きれいに暮らせる人ではありません。
夜の洗いものが、
そのままになっている日もあります(笑)
完璧な朝を過ごせる日ばかりでもありません。
それでも、
朝起きて、
窓を開けるたびに思います。
今日も、
朝が来てくれた。
今日も、
起きることができた。
昔のわたしなら、
当たり前だと思っていた朝。
でも今は、
それだけでも、
「ありがとう。」
と思えるようになりました。
昔のわたしは、
「もっと元気になったら。」
「もっと健康になったら。」
そう思っていました。
でも今は、
少し違います。
元気だから、
空を見上げるんじゃない。
空を見上げるから、
少し元気になれる日もある。
健康だから、
笑えるんじゃない。
笑えた日があるから、
少し元気になれる日もある。
「ありがとう。」
と思えた朝は、
今日という一日を、
少しやさしくしてくれる。
朝って、
一日をがんばるための時間じゃなくていい。
今日も、
ここにある命を見つける時間。
今日も、
ここにいるわたしを見つける時間。
そして、
「大丈夫。」を、
ひとつ受けとる時間。
そんな朝があるだけで、
今日のわたしは、
きっと大丈夫。
そう思える気がするのです。
🌙 今日のしおり🌿
今日も、
「大丈夫。」
をひとつ見つけられたら、
それだけで、
いい朝😊
🌙
ある朝、
心地よい風に、
「おはよう。」
と言われながら。
momo moon / シンシア

